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深川えんみち

Function

Elderly Day Service, Afterschool Club, Childcare plaza

Location

Koto-ku, Tokyo, JAPAN

Year

2024

Photo

Tomoyuki Kusunose

Design collaborator:Well Care Design

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1976年に文教幼稚園として建てられ、1994年から富岡斎場として使われてきた、地域に馴染みの深い、けれども少し寂しい雰囲気のあった建物を、多世代交流の新たな拠点となるように改修しました。

深川の街は、祭りや縁日、参道、商店街や裏路地など、道に面して多様な文化が根付いています。今回の計画では、深川公園のエリア内に位置し、かつ富岡八幡宮と深川不動尊をつなぐ道沿いという特殊な立地を活かし、行き交う人の流れを建物内に引き込むように抜けのある路地状の空間を設け、施設の利用者や地域の方が日常的に顔を合わせることで、道沿いに交流が生まれ、多世代が混じりながら、地域の拠点となって行くことを目指して計画しました。

1 階にデイサービス、2 階に学童保育クラブと子育てひろばを基本とし、各事業が連携し、タイムシェアしながら随時入り混じることで、日常的に多世代が接点を持ちながら生活します。加えて、一箱本棚オーナー制度の私設図書館「エンミチ文庫」を設け、地域の方々が福祉施設に参画する仕組みを取り入れることで、福祉施設との関わりを持ちにくい世代の方々も巻き込み、道を中心に「縁」を紡ぎながら豊かな街をつくっていくことを目指した計画です。

本事業は、日本財団「みらいの福祉施設建築プロジェクト」第一回応募の472 事業の中から選ばれた6事業のうちの一つであり、都内で初めて実現したプロジェクトです。

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